重大ニュース2020 その1:新型コロナウイルス感染症
2020-11-28
カテゴリー:重大ニュース2020
今年も社会と理科の重大ニュースを掲載していきますので、受験生の皆さんはこれを参考に時事問題の対策をして下さい。
今年は全世界に「新型コロナウイルス感染症」の感染が拡大し、今なお収束する見通しがたたない状況です。重大ニュース2020のその1として、今回は「新型コロナウイルス感染症」に関する時事問題を扱います。それでは、簡単なテストで確認していきましょう。
「重大ニュース2020 その1:新型コロナウイルス感染症 問題」
①2019年12月、中国の武漢市で「新型コロナウイルス感染症」の最初の感染者が確認されました。2020年2月に、この感染症の正式名称は〇〇〇〇〇―△△と発表されました。この感染症の名称を答えなさい。(〇〇〇〇〇にはアルファベット5字、△△には2けたの数字が入ります。)
②政府は「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大を防ぐために、2020年3月2日から、全国の小学校・中学校・高等学校は一斉に休校となりました。さらに、4月7日に7都府県、4月16日には残りの40道府県にある宣言が発令されました。史上初めて、発令されたこの宣言の名前を漢字6字で答えなさい。
③ ②の宣言の発出によって、出社する日数を減らして自宅で仕事をしたり、出勤する時間帯を変えたりと、働き方を変更する企業が増えました。会社に出社しないで、自宅などで働く働き方をカタカナ5字で答えなさい。
④2020年3月11日、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、「新型コロナウイルス感染症は〇〇〇〇〇〇であると言える」と表明しました。「新型コロナウイルス感染症」について、世界的に感染が拡大していることを表すことば「〇〇〇〇〇〇」にあてはまることばをカタカナ6字で答えなさい。
⑤日本の「新型コロナウイルス感染症」の対策は、小規模な感染者の集団をつぶしていくことが中心でした。この小規模な感染者の集団をカタカナ5字で答えなさい。
成績はいかがでしたか? 「新型コロナウイルス感染症」に関連して、感染症の歴史なども出題されることが予想されます。また、「3密(密閉・密集・密接)」、「ロックダウン(都市封鎖)」、「オーバーシュート(爆発的患者急増)」などのことばも確認しておくと良いでしょう。
この記事が参考になった方は応援クリックをお願いいたします!!
「重大ニュース2020 その1:新型コロナウイルス感染症 解答と解説」
①COVID―19・・・・・「CO」はコロナ(corona)、「VI」はウイルス(virus)、「D」は病気(disease)、「19」は感染者が初めて報告された年、2019年から、これらを組み合わせて、名づけられました。ウイルスと細菌の大きな違いは、細胞でできているかいないかです。細菌は細胞からできていて、自分自身で増えていくことできます。それに対して、ウイルスは細胞がないので、自分自身で増えることができず、人や動物の細胞の中に侵入しないと増えていくことができません。「コロナ」とはギリシャ語で王冠という意味で、見た目が王冠のように見えることからこの名前がつきました。
②緊急事態宣言・・・・・「緊急事態宣言」は、不要不急の外出を控えることで感染拡大を防ぎ、医療崩壊をさけるために発令されました。4月7日に発令された7都府県は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡です。「緊急事態宣言」は、5月14日に39県で解除され、5月25日には全国で解除されることになりました。
③テレワーク・・・・・「テレワーク」とは、「tele(離れた所)」と「work(働く)」を組み合わせて作られたことばで、情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をいいます。
④パンデミック・・・・・「パンデミック」とは、感染症が世界的に大流行することを表します。「パンデミック」の語源はギリシャ語の「パンデミア」で、パンは「全て」、デミアは「人々」を意味します。なお、地域的に流行することを「エンデミック」、国内ないし数か国で流行することを「エピデミック」といいます。WHO(世界保健機関)は国連の機関で、本部はスイスのジュネーブにあります。
⑤クラスター・・・・・「クラスター」とは本来、花やブドウなどの房を意味します。クラスターが発生しないようにするには、まずは3密(「密閉」「密集」「密接」)をさけることが重要になります。